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1954年故江戸川乱歩が還暦記念として日本探偵作家クラブ(日本推理作家協会)へ100万円を寄付し、それを基金に創設されました。当初はミステリーに貢献した個人団体を対象にしていましたが第3回から書き下ろし長編小説へと変わって行きました。 |
江戸川乱歩賞 受賞作品一覧表 |
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第 1回 |
1955年 |
探偵小説辞典 |
中島 河太郎 |
第 2回 |
1956年 |
ポケットミステリーの出版 |
早川書房 |
第 3回 |
1957年 |
猫は知っていた |
仁木 悦子 |
第 4回 |
1958年 |
濡れた心 |
多岐川 恭 |
第 5回 |
1959年 |
危険な関係 |
新章 文子 |
第 6回 |
1960年 |
受賞作に品 なし |
第 7回 |
1961年 |
枯れ草の根 |
陳 舜臣 |
第 8回 |
1962年 |
大いなる幻影 |
戸川 昌子 |
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華やかな死体 |
佐賀 潜 |
第 9回 |
1963年 |
孤独なアスファルト |
藤村 正太 |
第 10回 |
1964年 |
蟻の木下で |
西東 登 |
第 11回 |
1965年 |
天使の傷跡 |
西村 京太郎 |
第 12回 |
1966年 |
殺人の棋譜 |
斉藤 栄 |
第 13回 |
1967年 |
伯林一八八八年 |
海渡 英祐 |
第 14回 |
1968年 |
受賞作品 なし |
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第 15回 |
1969年 |
高層の死角 |
森村 誠一 |
第 16回 |
1970年 |
殺意の演奏 |
大谷 羊太郎 |
第 17回 |
1971年 |
受賞作品 なし |
第 18回 |
1972年 |
仮面法廷 |
和久 峻三 |
第 19回 |
1973年 |
アルキメデスは手を汚さない |
小峰 元 |
第 20回 |
1974年 |
暗黒告知 |
小林 久三 |
第 21回 |
1975年 |
蝶たちは今・・・・・・・ |
日下 圭介 |
第 22回 |
1976年 |
50万年の死角 |
伴野 朗 |
第 23回 |
1977年 |
透明な季節 |
梶 龍雄 |
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時をきざむ潮 |
藤本 泉 |
第 24回 |
1978年 |
ぼくらの時代 |
栗本 薫 |
第 25回 |
1979年 |
プラハからの道化たち |
高柳 芳夫 |
第 26回 |
1980年 |
猿丸幻視行 |
井沢 元彦 |
第 27回 |
1981年 |
原子炉の蟹 |
長井 彬 |
第 28回 |
1982年 |
黄金流砂 |
中津 文彦 |
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焦茶色のパステル |
岡崎 二人 |
第 29回 |
1983年 |
写楽殺人事件 |
高橋 克彦 |
第 30回 |
1984年 |
天女の末裔 |
鳥居 可南子 |
第 31回 |
1985年 |
モーツァルトは子守歌を歌わない |
森 雅裕 |
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放課後 |
東野 圭吾 |
第 32回 |
1986年 |
花園の迷宮 |
山崎 洋子 |
第 33回 |
1987年 |
風のターン・ロード |
石井 敏弘 |
第 34回 |
1988年 |
白色の残像 |
坂本 光一 |
第 35回 |
1989年 |
浅草エノケン一座の嵐 |
長坂 秀佳 |
第 36回 |
1990年 |
剣の道殺人事件 |
鳥羽 亮 |
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フェニックスの弔鐘 |
阿部 陽一 |
第 37回 |
1991年 |
連鎖 |
真保 裕一 |
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ナイト・ダンサー |
鳴海 章 |
第 38回 |
1992年 |
白く長い廊下 |
川田 弥一郎 |
第 39回 |
1993年 |
顔に降りかかる雨 |
桐野 夏生 |
第 40回 |
1994年 |
検察捜査 |
中嶋 博行 |
第 41回 |
1995年 |
テロリストのパラソル |
藤原 伊織 |
第 42回 |
1996年 |
左手につげるなかれ |
渡辺 容子 |
第 43回 |
1997年 |
波線のマリス |
野沢 尚 |
第 44回 |
1998年 |
果つる底なき |
池井 戸潤 |
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Twelve.Y.O |
福井 晴敏 |
第 45回 |
1999年 |
8月のマルクス |
新野 剛志 |
第 46回 |
2000年 |
胸男 |
道藤 爪於 |
第 47回 |
2001年 |
13階段 |
高野 和明 |
第 48回 |
2002年 |
亡兆のモノクローム |
三浦 明博 |
第 49回 |
2003年 |
マッチメイク |
不知火 京介 |
第 50回 |
2004年 |
カタコンベ |
神山 裕右 |
第 51回 |
2005年 |
天使のナイフ |
薬丸 岳 |
第 52回 |
2006年 |
東京ダモイ |
鈴木 蓮 |
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三年坂 火の夢 |
早瀬 乱 |
第 53回 |
2007年 |
沈底魚 |
曽根 圭介 |
第 54回 |
2008年 |
誘拐児 |
翔田 寛 |
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猛き咆哮の果て(決別の森と改題、出版) |
末広 広海 |
乱歩賞応募規定概略 |
種類: |
広い意味の推理小説、自作未発表 |
枚数: |
400字詰め原稿用紙で350枚から550枚。超過は失格ワープロ原稿の場合は1行30字X20〜40行で作成しA4判の無地紙へ印刷 |
綴じ: |
必ずノンブルを入れて右肩を綴じる。最初のページにタイトル明記 |
梗概: |
400字詰め原稿用紙で3〜5枚の梗概を添付 |
氏名、住所: |
別紙へ住所、氏名(筆名)、生年月日、学歴、職業、電話番号等とタイトル、400字詰め原稿用紙の換算枚数を明記し原稿の一番上に添付 |
原稿締切; |
該当年の応募規定を参照 |
原稿送り先; |
〒112−01 東京都文京区音羽2−12−21 講談社文芸図書第二出版部「江戸川乱歩賞係」 |
入選発表; |
該当年の応募規定を参照 |
賞: |
正賞 シャーロック・ホームズ像 副賞 一千万円 入選作の印税全額 複数受賞は分割 |
諸権利: |
作品の出版権は3年間講談社に帰属するが著作権使用料が別途支払われる。文庫化の優先権は講談社。テレビ、ビデオ、映画の映像化権はフジテレビが独占利用権を有する。期間は契約の日から3年間。映像化権は受賞金に含まれる。 |
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